山崎ハコのライブ | 土方美雄の日々これ・・・

山崎ハコのライブ

今日は夕方から江古田のライブハウス「マーキー」で、シンガーソングライターである山崎ハコの恒例のバースディライブ。彼女が16歳でデビューしてから、もうすぐ30年。その間、ある理由でまったく動けなかった5年ほどを除き、ずっと「追っかけ」を続けてきた。1999年に出した「アンコールへの長い道」の著者プロフィールにも、「旅と映画と山崎ハコが趣味」と書いた。

「追っかけ」とはいっても、参加したのはせいぜい、東京近郊でのライブやコンサートだけなので、地方公演にまで行っている本物の「追っかけ」からすれば、俺たちと一緒にするなよと、怒られるかもしれない。

せいぜい70席ほどのライブ会場に100人以上のファンが詰めかけたので、私が会場に着いた時点で、すでに立ち見の客で通路にも人が入り、立錐の余地もない状態。あちこち移動して、ようやく、最後列に立ち位置を確保。それから約3時間、前後左右を人で囲まれ、それこそ体を動かすことも出来ず、トイレにも行けない状態で、ずっと立ちっぱなし。疲労困憊、よれよれになって帰宅した。もちろん、ライブは最高。レコード大賞の企画賞も取り、20枚以上のアルバムを出した彼女のような優れた歌手が、しかし「ほとんど過去の人」扱いされているのが、日本の音楽界の現状だ。これは悲しい。

次のライブは6月25日(土)・26日(日)の「新宿ゴールデン街劇場」での2ディズ・ライブ。ファンのために用意されたたった15枚のチケットを、会場の最後列で立ち見していたおかげで、何とかゲット。まだまだ、「追っかけ」を続けます。