へぇ、映画の本を書いたんだ | 土方美雄の日々これ・・・

へぇ、映画の本を書いたんだ

知人の天野恵一さんが、新刊を出していた。「大衆映画の戦後社会史」で、梨の木舎から。知人ではあるが、実は、あまり、仲がよいとはいえない関係なので、まぁ、知らなくて当然・・なんだけれども、私が映評を書き始めるようになったのは、天野さんが、今は亡き「月刊フォーラム」という雑誌の映評の連載を、私に紹介してくれたのが、きっかけ。その「月刊フォーラム」の連載が終わった後には、これまた、今は亡き、隔月刊の「インパクション」という雑誌の映評コーナーも、紹介してくれたので、まぁ、一応、「恩人」なのだ。

その後、天野さんがその中心にいた運動体と、私は喧嘩別れしてしまったので、ほぼ、会うこともなくなり、会っても、久しぶり、元気???・・くらいしか、いわない、関係になった。映画好きだということは知っていたが、まさか、梨の木舎から、映画の本を出すとは・・ねッ。そういえば、裕次郎が好きだと、いっていた。

で、一応、読んでおこうかと思って、アマゾンに発注。ついでに、永井路子さんの旧著「この世をば」朝日文庫上・下2巻も、注文した。あのNHK大河「光る君へ」で、主人公の紫式部の初恋の人(だったか、どうかは、定かではないが)にして、光源氏のモデルともいわれている、藤原道長の、伝記小説である。以前は、新潮文庫から出ていたが、長く、絶版だった。大河便乗効果で、昨年、朝日新聞社から、再刊された。もっとも、大河の原作ではないんだけれども・・ね。永井さんの作品は、やはり、大河の「鎌倉殿の13人」の便乗効果で、「炎環」や「北条政子」が復刊された時も、買って読んだ。何か、いつも、大河つながりだなぁ・・と。

ところで、私は、「反天ジャーナル」の連載を、昨日の夜は、書いていた。書き終わったので、メールに添付して、送信し終わって、今、ブログを更新中なのです。