土方美雄の日々これ・・・ -4ページ目

買い物カート&あれこれ、考えること多々

私は今、折れた方の左手で、重いものを持つことが出来ないので、買い物に行っても、右手で持てる分しか、持ち帰ることが出来ない。で、本来なら1度ですむ買い物に、2度行ったりしていたのだが、それもしんどいので、お年寄りがよく使う、買い物カートを買うことにした。どこで売っているのか、よくわからなかったので、とりあえず、アマゾンを見たら、たくさん、載っていたので、その中から、60キロくらい入るとかいう、6000円台のものを選び、購入した。もう、明日、届くそうだ。

ということで、明日以降は、買い物カートを引きずりながら歩く、私の姿が、×××付近で、見られます(まぁ、そんなん、誰も見たくないだろうけれども・・)。

5月の「ラテンアメリカ探訪」、キューバ料理教室に関しては、目をつけていた神保町にあるレンタル調理室が、借りる単位が、最低5時間からだということで、レンタル料金が3万円以上になってしまうことが、判明した。これはあまりにも高すぎるので、金安さんと、水口さんが、いろいろ、あたって下さっているが、1万円台のところから、3万円台のところまで、実に、料金は千差万別。しかし、安いところだと、ガスではなく、電気・・というところが多く、火力に問題があるかも???と、水口さんがいうので、すずきさんに確認の上、出来るだけ、都内の、交通の便のよい会場を、確保することにした。

会費も、Zoom参加は、従来通り、500円だけれども、対面参加の人は、試食も出来るわけだし、いくら何でも、同じ500円では・・ということで、会場費の分担を含め、1000円にすることにした。あとは、対面で何人来るか???たとえば、15人来たら、15人分の食材が必要で、調理の時間もその分、増えるわけだし、あれこれ、考えることは多々。

そういえば、過去の料理教室の回も、当日、手分けして買い出しとかで、てんやわんやだった気がする。材料費がかなりかかって、会場費以外に、1人1400円くらい、かかった回もあったことも、何となく、思い出した。参加費1000円取っても、赤字になる可能性も、否定できない。う~ん。

 

 

 

 

 

連載、更新しました&恵泉女学園大学のことなど

ウェッブサイト「反天ジャーナル」の私の連載、「反靖国~その過去・現在・未来~」が、新しい原稿に更新されました。これまでのバックナンバーも、すべて、読むことが出来ます。ご興味がおありの方は、是非是非、ご覧下さい。

実は、4月の定期更新で、新たに登場された斉藤小百合さんは、ウチの娘が通っていた大学の教員で、お名前もよく存じ上げている方です。その大学=恵泉女学園大学は、在校生の減少に伴い、すでに廃校が決まっています。娘の母校がなくなるというのは、ちょっと、複雑な気持ちですね。娘は、まぁ、どーでもいいと、いっておりましたが・・。

とてもきれいな、チャペルのあるキャンパスが魅力的な、キリスト教系女子大学でした。何人か、個人的に知っている、教員もいました。そういえば、その中のお1人とは、「ラテンアメリカ探訪」の鬼怒川温泉旅行にも、一緒に、行きましたね。まぁ、どーでもいい、思い出ですかね(笑)。もう、別の大学に移られましたが、佐伯奈津子先生は、娘にインドネシア語を教えて下さった方で、その生き様(是非、著書をお読み下さい)には、私も大変、共感を覚えた人です。蛇足です。

 

 

 

キューバ料理教室、発進ッ!!!

もう、日付が変わったので、昨日だが、昨日は、すずきさちさんとお会いするため、神保町へ。三省堂が建て替え中なので、仮店舗はあるが、遠いし、小さいので、最近は、あまり、神保町へは、行かない。東京堂も、品揃えで、時々、感心することもあるが、やはり、規模的には小さいので・・。それなら、東京駅の丸善か、新宿の紀伊國屋、池袋のジュンク堂へ、行った方がいい。否、池袋は遠すぎで、行くには、やはり、相当の決意が、必要だ。

で、それはともあれ、神保町の古瀬戸珈琲店で、待ち合わせ。とてもいいお店なのに、全然、人がいないのも、うれしい・・って、店にとっては、全然、うれしいことではないが・・。5月の「ラテンアメリカ探訪」の件で、人がいなくて、とても静かな環境下で、念密な打ち合わせ。終了後、「メナムのほとり」で、夕食でも・・と思ったら、残念、満席だった。

で、竹橋まで歩いて、すずきさんお薦めの、赤坂飯店まで。フツーの中華屋さんだが、ここも席がほとんどなく、普段は使っていないらしい、奥の部屋に、入れて下さる。竹橋から、地下鉄で1駅の大手町まで出て、山手線で帰宅。

5月の「ラテンアメリカ探訪」は、すずきさんが、「今日の料理」じゃなかった、キューバの料理をつくって、みんなで試食してみようという、楽しい回になる(対面&Zoomにて、正式決定で~す)。調理のアシスタントは、すずきさんの希望で、「中南米マガジン」の金安オーナー兼編集長・・って、おいおい、彼は、ほとんど、調理経験がないと思うんですけれども、果たして・・。

 

「it's展」

銀座の「枝香庵Flat」で、本日から開催の「it's展」に行った。

有楽町から歩いて、外堀通りの銀座教会前で、松屋通りに入り、しばらく行ったところにある、資生堂の看板の出ているビルの、隣りのビル。ビルとビルの谷間の、細い路地を入ったところに、エレベーターの乗り口があるのだが、わかりにくい。よく読めば、DMの下の方に、小さく、そう書いてあるのだが、そこは読まなかったので、階段で、1階から上がって、ゼイゼイいいながら、上り続け、途中の階で、そのエレベーターの存在に、気づいた。帰りは、7階の画廊から、エレベーターで、一気に、1階まで下がったら、その、ビルとビルの谷間の路地へと、出た。ヘンな構造の建物だなぁ・・と、つくづく。

それはさておき、「it's展」は、安藤二葉さんも出展されている、総勢10人のグループ展。もともとは、銅版画の勉強会として始まったグループらしいが、今は、版画だけでなく、様々な、幅広い作品が、出展されている。

さて、安藤さんは、生憎、在廊されていなかったが、鮮やかな彩色の木版画2点と、めずらしい写真作品を1点、出展されていた。貧しい人々の住むエリアの写真で、ラテンアメリカのどこかであることはわかるのだが、一体、どこの国かまでは、わからなかった。

しばらく、画廊内をウロウロしていたが、安藤さんがいつ来るのかは、わからないので、あきらめて、帰ることにした。

交通会館ビルの地下にある、キッチン大正軒で、盛り合わせのAを頼む。ここは、肉屋が経営している、生姜焼きと揚げ物のお店で、安くて、ボリュームがあって、熱々で、うまい。盛り合わせAは、エビフライとあじフライ、メンチカツの3点盛りで、ライスにみそ汁がついて、1200円くらい。大昔から、通っているお店で、もうすぐ73になるジジイには、さすがに、ヘビィだ。

その後、いきつけのタリーズで、休憩してから、帰宅。

明日は、夕方、神保町にて、すずきさちさんと、「ラテンアメリカ探訪」のキューバ料理教室に関する、打ち合わせ。金安さんも来たら、いきつけのタイ料理店「メナムのほとり」へでも行こうと思っていたが、生憎、金安さんは残業で、来られないとのこと。来たら、金安さんの食い分くらいは、おごろうと思っていたのに・・ねッ。

 

 

 

 

 

「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」

15歳の少女、フイービーと、その家族をメインにした「ゴーストバスターズ」新シリーズの第2弾。もちろん、ビル・マーレイやダン・エイクロード等、初代のゴーストバスターズの面々も、前作同様、登場し、新旧2チームによる、ゴースト退治が展開される。

今回の敵は、すべてのものを一瞬で凍らせてしまう、古代の悪霊ガラッカ。もちろん、マシュマロマンやスライマーといった、昔懐かしいゴーストたちも登場し、最新のゴーストバスターズ専用車両や、空飛ぶドローン型のゴーストトラップなども登場して、ワンランクアップされた、楽しい???ゴースト退治の、始まり、始まり。

とにかく、観て、深刻になることも、一切なく、滅法楽しい映画。今年の夏に最適・・って、いくら何でも、夏休みまで、ロングランしていることは、ないでしょうが・・。

「デューン 砂の惑星 PART2」

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版の「デューン 砂の惑星」の後編。私は、1980年代につくられて、大失敗と酷評され、かつ、興行的にも失敗したデヴッド・リンチ監督版の「デューン 砂の惑星」が、大好きな物好きですが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版も、これはこれで、とてもよいと思います。

主演のポールには、ティモシー・シャラメ。その他、レベッカ・フアーガソンやゼンディヤ、ハビエル・バルデム、レア・セドゥ、クリストファー・ウォーケンといった豪華キャストで、ポールの復讐と、国盗りゲームが始まる。SFといっても、壮大な古典劇。復讐は達成され、ポールは皇帝の座につくが、物語自体は未完結。続編の「デューン 砂漠の救世主」も、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は制作することを明言しているが、ポールの子供たちの代の物語となる、原作の3作目以降は、監督しない意向という。つまり、あと1作で、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版の「デューン」は完結。

しっかし、デヴッド・リンチ版の「デューン」も、そのグロテスクで、おどろおどろしい映像が、いかにも、リンチという感じで、とてもよかったのに・・評価してくれる人は、誰も、おらんのかいッ(怒)。

4月のラテンアメリカ探訪「アンデス南部高原地帯のアイマラ語を中心とした物語世界へ」

4月の「ラテンアメリカ探訪」のお知らせです。いよいよ、通算200回に向けての、カウントダウンです。

 

第197回「アンデス南部高原地帯のアイマラ語を中心とした物語世界へ」

 

日時 4月22日(月)19~21時ごろ Zoomにて開催(後日、録画視聴可)

話者 藤田護(慶応大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部専任講師)

会費 500円(+カンパ500円の、1000円のチケットもあり)

申し込み https://tambo-latino197.peatix.com

 

ボリビアのラパスを中心にした、アイマラ語で語られる物語世界を通して、ボリビア先住民の、過去・現在・未来について、考えていきます。とても貴重なお話です。乞うご期待。

ところで、5月は、いよいよ、「中南米マガジン」のすずきさちさんによる、「キューバ料理教室」です。つくって、食べる。もちろん、Zoomでも中継、録画視聴も可能です。でも、どうせなら、食べた方が楽しいのに決まっていますので、対面での開催も、実現させたいと思っています。お楽しみに。

 

 

「戦雲 いくさふむ」&トークショー

三上智恵監督の最新作「戦雲 いくさふむ」は、シネマジャック&ベティで観ようと思っていたが、上映時間が合わず、ポレポレ東中野の方に、行くことにした。こちらは、午後3時からの回があり、しかも、今日は、トークショー付き。今日は、三上監督と、映画にも出てくる、宮古島の下地茜さん。

「標的の島」「戦場ぬ止め」「標的の島 風かたか」「沖縄スパイ戦史」に続く、沖縄ドキュメンタリー第5弾で、前作から6年ぶりと、ずいぶん、間隔が空いたが、負け続ける、沖縄の人々の姿を撮り続けるのは、さすがに、心が折れたと、三上監督。

本作は、主に、与那国島、宮古島、石垣島への自衛隊ミサイル部隊配備が進む中、とても厳しい闘いを強いられる島の人々の日常を追い続けた、渾身の長編ドキュメンタリーである。

辺野古や高江の闘いと比べて、正直、あまりにも少数派の闘いだし、再び、戦争の島に、沖縄をしないという、人々の切実な思いを、あざ笑うかのように、与那国で、宮古で、石垣で、そして、沖縄本島で、自衛隊基地の建設・整備は、着々と進み、そして、ミサイル部隊が配備される。戦雲が、文字通り、沖縄を、覆い尽くさんとしている。しかし、島の人々は、決して、あきらめない。

トークショーのお相手、下地茜さんは、両親の闘いを見て育ち、市議会議員の補欠選挙で、トップ当選した。島の要塞化を、何としても、食い止めるために、議会の中で、闘い続けている。

平日の昼間というのに、ポレポレ東中野は、ほぼ満席。トークショーも、とても、感動的なお話だった。しかし、闘いが負け続けているのも、事実である。決して、沖縄だけの話ではない、戦雲は、「本土」をも、やがて、覆い尽くすだろう。

参加者は、年配者が多かったが、私の隣に座った女性は、スーツを着た、若い女性だった。あなたがたが、未来をつくるのである。頑張って。

 

 

 

 

 

消えていくもの、生き残るもの

今日、家に帰ったら、もう、注文した、天野恵一「大衆映画の戦後社会史 あの時代の風景と人びとの気分を観直す」(梨の木舎、2500円+税)が、届いていた。一緒に頼んだ、永井路子「この世をば 藤原道長と平安王朝の時代」上・下(朝日時代小説文庫、各1100円+税)も・・。

天野さんの本は、彼が主に、「インパクション」と「街から」に連載した、映評をまとめたもの。基本的に、昔の邦画だが、ものの見事に、私の好きな邦画作品とは、一致していない。出版記念会が近くあるようで、そのお誘いも、Sさんからメールであったが、「多分行かないと思います。ご盛会を・・と、社交儀礼的に、一応、そういっておきます」などという、とても失礼な文面の返信を、してしまった。含むところが、ありあり、Sさんは、何も悪くないのに、非礼のほど、どうか、ご、ゴメンなさい。それにしても、肝っ玉の小さな人間だなぁ、私は・・。

もう、終刊になっているらしいが、「街から」という隔月刊誌は、まったく、見たことも、読んだことも、ない。まぁ、やはり、終刊となった、私が3代目の編集長だった「リプレーザ」も、こちらは、近く、新しい号が出る予定の「中南米マガジン」も、きっと、ほとんどの方にとっては、同様に、見たことも、読んだこともない、雑誌だろう。紙のメディアは、残念ながら、今後も、どんどん、消えていく運命にある。

私にとっては、文字通り、最後の砦となった、「中南米マガジン」だけは、何とか、生き延びさせていきたいものである。「ラテンアメリカ探訪」の、通巻200号記念のシンポジウムの記録を収録したブックレットは、その中南米マガジンから、年度内に出すことを、考えている。

 

 

 

 

 

へぇ、映画の本を書いたんだ

知人の天野恵一さんが、新刊を出していた。「大衆映画の戦後社会史」で、梨の木舎から。知人ではあるが、実は、あまり、仲がよいとはいえない関係なので、まぁ、知らなくて当然・・なんだけれども、私が映評を書き始めるようになったのは、天野さんが、今は亡き「月刊フォーラム」という雑誌の映評の連載を、私に紹介してくれたのが、きっかけ。その「月刊フォーラム」の連載が終わった後には、これまた、今は亡き、隔月刊の「インパクション」という雑誌の映評コーナーも、紹介してくれたので、まぁ、一応、「恩人」なのだ。

その後、天野さんがその中心にいた運動体と、私は喧嘩別れしてしまったので、ほぼ、会うこともなくなり、会っても、久しぶり、元気???・・くらいしか、いわない、関係になった。映画好きだということは知っていたが、まさか、梨の木舎から、映画の本を出すとは・・ねッ。そういえば、裕次郎が好きだと、いっていた。

で、一応、読んでおこうかと思って、アマゾンに発注。ついでに、永井路子さんの旧著「この世をば」朝日文庫上・下2巻も、注文した。あのNHK大河「光る君へ」で、主人公の紫式部の初恋の人(だったか、どうかは、定かではないが)にして、光源氏のモデルともいわれている、藤原道長の、伝記小説である。以前は、新潮文庫から出ていたが、長く、絶版だった。大河便乗効果で、昨年、朝日新聞社から、再刊された。もっとも、大河の原作ではないんだけれども・・ね。永井さんの作品は、やはり、大河の「鎌倉殿の13人」の便乗効果で、「炎環」や「北条政子」が復刊された時も、買って読んだ。何か、いつも、大河つながりだなぁ・・と。

ところで、私は、「反天ジャーナル」の連載を、昨日の夜は、書いていた。書き終わったので、メールに添付して、送信し終わって、今、ブログを更新中なのです。